副業で簡単に案件受注のチャンスがあるランサーズ、クラウドワークス、ココナラ。
簡単に応募もできる反面、

見積もりってどう書けばいいんだよ・・・。
こんなお悩みありませんか?
自分が初めてランサーズに応募したときは

「え!!こんなに色々書かないと応募できないの??」
と思いかなり躊躇してました。
初心者でもクラウドソーシングで案件受注!副業でも稼げる提案文テンプレートの記事では誰でもすぐに書けちゃう「定型文を使った提案文」についてお伝えいたしました。
今回は次のステップで「見積もりの書き方」です。
値段が全てでは無いですがこの値段も書き方一つで高くも安くも見られます。
今回の記事では
- クラウドワークス、ランサーズ、ココナラでの効果的な見積もりを書きたい
- Web制作の見積もり相場自体わからない
- 格安では受注したくないけど案件は得たい
こんなワガママなあなたにピッタリです。
クラウドワークスでのWEB制作の見積もり相場を知る

まずは見積もりを書く前にある程度の相場を知ることす。
クラウドワークスでは1サイト20,000円で募集なんていう案件もあれば500,000円〜という案件もあります。
ここではまず平均的な相場をリサーチしましょう。
ここではフリーランスとWEB制作会社でのWEB制作の平均価格を記載します。あくまで目安です。
制作内容(デザイン、コーディング) | ページ数 | 金額(フリーランス) | 金額(WEB制作会社) |
---|---|---|---|
LP制作 | 1ページ | 30,000円~ | 80,000円~ |
コーポレートや店舗向けなどの一般的なサイト制作 | 5ページ | 50,000円~ | 200,000円~ |
フリーランスでの平均価格と制作会社での平均価格は倍以上の差です。
現状では制作会社ではもっと高いということが多いです。
逆を言えばフリーランスではLP制作1Pを5,000円で受けている方も多く見受けます。
相場価格は無いようなもの
ご覧いただいたように相場なんてあって無いようなものです。
ある程度の相場を頭に入れたら後は価格に頭を悩ますよりはまずは案件獲得をし、どんどん実績を積み評価を頂いていきましょう。
見積もりは決して安くしない


どんどん実績を積みたい!
と言ってもどんどん値下げをするのは個人的にはオススメはしません。
これは個人的な実体験なので一概に言えませんが極端に安く案件を募集しているクライアントほど費用を超えた要求も多かったり、問題が多いことが多いです。
Point
- 価格を下げすぎない
- 極端に安い案件はスルーする
- 相場を知る
初心者は2割り程度の値下げに収める

個人的には最初から値下げした価格帯の見積もりは出したことは無いです。
もし実績を早く積みたい方は多くても2割り程度の値下げ幅に抑えましょう。
あまりに値下げ幅が大きいと
- 安価の見積もりでの案件受注に慣れてしまう
- 値上げするタイミングも逃す
- 安価で受注する癖、マインドがついてしまう恐れがある
また思ってるつもりは無くても

「安いからこの程度でいいか。」
また安価な受注量が増えても

「仕事量ばかりで儲からない」
こんな負のループに陥る可能性が大きいです。
「今回は予算が少ない」は信用しない

全員では無いでしょうが

「今回は予算が少ないですが・・・」
こういうクライアントさんもいます。
個人的にはこういう案件で納得のいかない価格の場合は応募しません。
また良く聞くセリフで

でまたお願いしますので!」
こういうセリフも一切期待しません。
カンタンに言えば

「俺、儲かって無いから安くやってね。余裕ある時しかお金出さないから。」
こういうことです。
それならWIX使って自分で作ってくださいというのが本音です。
自分がひねくれてるのかもしれませんが、マナブログで有名なマナブさんもネットラジオで同様のことをおっしゃってました。
いい意味でのプライドを保ってクラウドソーシング、副業をしていきたいものです。
BAD
- 価格を下げすぎる
- 今回は予算がなくて・・・は信用しない
- なんでもかんでも受注する
効果的な見積もりの書き方

では実際に見積もりの書き方を見ていきましょう。
今回は「コーポレートサイト制作 予算 ¥80,000位」という案件に対しての見積もりの例です。
お見積りについてですがメッセージなどで詳細をお伺いした後に最終的にお出しできればと思います。

提案後にメッセージをいただけるように促しましょう。
場合により実は予算がもっと多かったりしますし本音が伺えることもございます。
以下はサイト制作のプラン一例です。
参考価格として記載させていただきます。
▼選べるプラン▼
【松プラン】
WordPressでのサイト制作。ヒアリングしデザイン。完全オリジナルテーマを作成します。
¥400,000~

各プランごとにサンプルサイト(ポートフォリオ)や実績のサイトを記載しましょう。
【竹プラン】
WordPressでのサイト制作。ヒアリングしデザイン。当方が持っているオリジナルテーマを使用し作成します。
¥200,000~
【梅プラン】ブログ機能サービス追加
WordPressでのサイト制作。ヒアリングし基本的な無料テンプレートを使用し作成します。
¥100,000~
貴社の今回のご予算とスケジュールを拝見したところ梅プランをオススメいたします。
ご予算の方もお気持ちですが柔軟に対応させていただきます。
価格帯を松竹梅にする

価格帯が数個あると「お、追加数万円でこんなサイトもできるのか!」と比較して考えるチャンスが生まれます。
それと同時に心理学的にも「どれか選ばないと」という心理も働くようです。
逆に選択肢が多すぎるのもNGです。
携帯電話のプランがたくさんあり混乱した経験ありませんか?
アレはアレで混乱させて結局は一番目立つプランに誘導するという心理もあるようですが見積もりを出すときにはオススメいたしません。
提案とお得感を出す

最後の文ではクライアントへのオススメと「割引」できるかもというように匂わせます。
「匂わせる」というとちょっと悪く聞こえるかもしれませんが決して値段のことだけでは無いです。
例えば5ページで50,000円をサービスで7ページまで受けるとかでもいいです。
お得感を促してあげましょう。
詳細、内訳を伝える

次に詳細、内訳を明確にすることで安心感を与える効果が期待できます。

金額が明確で安心感がある
例えば2つの見積もりを見比べてみましょう。
A社
- サイト制作費:15万円
- WordPress初期費用:5万円
- 合計:20万円
B社
- トップページ制作費:5万円
- 下層ページ制作費:2万円 × 5ページ
- WordPressインストール費用:3万円
- WordPressの初期設定費用:2万円
- 合計:20万円
あなたならどちらに発注しますか?
同じ20万円でも、B社の方が”納得”でき安心感がありますよね?
顔が見えないからこそ相手の納得感を得るよう心がけましょう。
提案や気付きを与える

プランによって変わってきますがある程度の詳細や提案も記載すると良いでしょう。
サイト制作のプランをご用意いたしましたがご予算の問題もございましたら”梅プラン”をオススメいたします。
基本的な梅プランの内訳です。
▼梅プランの内訳▼
■基本料金でのページ数:5ページ
〜ページの例:TOPページ、会社概要、リクルート、事業内容、アクセスなど
・企画構成(お客様とサイト構成、マップを打ち合わせを通じ構築)
・デザイン、コーディング
〜レスポンシブ対応(スマホでも閲覧可能にすることです)
・サーバー、ドメイン設定
〜サーバー、ドメインのご用意が無い際はご相談もお受けしております。
・CMS・WordPress導入
〜基本的には無料です。
・セキュリティ対策費、SSL化設定費
〜応相談です。
※挿入されるテキスト、写真などは基本的には貴社の方でご用意していただくプランです。
共に良いサイトを制作させていただくためにお気軽にご相談くださいませ!
このように詳細を伝えることで”気付き”を与える効果も期待できます。

以外とサイト制作って大変なんだな。
こうすることで100,000円でも「なんだか高いかも・・・」と思っているかもしれないクライアントに仕事量を間接的に伝えることにもなります。
いわゆる「手間暇かけてます!」というアピールです。
ちょっとした提案で次にも繋げる

クライアントがサイト運営で悩みそうなこともサラッと記載しておきましょう。
・SEO対策
〜基本的なことは無料です。
しかし、ご存知の通り、SEO対策は長期的に見るものです。
定期メンテナンスが必須です。
・保守・運営費用
〜Wordpressやサイトでは上記SEO対策に加えて保守、更新が必要になります。
面倒で且つ慎重に行う必要がございますので当方でも代行しお受けすることが可能です。
またちょっとしたテキストなどの変更も代行いたします。
参考価格として記載させていただきます。
(参考価格)/ 月 5000~
SEO対策や保守などの提案をいれることで

忙しいし不安だ・・・それなら毎月お願いしたいな!
となるかもしれないです。
サイト制作し納品直後は依頼されなくてもしばらく経ってからお声がけ頂くこともあります。
POINT
- 松竹梅で価格帯を提案
- お得感をだす(単なる値下げではない)
- 詳細、内訳を伝える
- 制作後に起きるであろう問題などの気付きを与える
見積もりは金額を伝えるだけじゃない
今回はランサーズ、クラウドワークス、ココナラなどのクラウドソーシングでの案件受注の際の「見積もり」の制作についてお伝えしました。
実際に案件応募をしたいけど「見積もり?書いたことないよ」という方がほとんどかと思います。
もちろんクライアントの案件によってアレンジは必要となりますが今回の「見積もりテンプレート」である程度のWEB制作の案件には応募し案件受注に繋がって来ると思います。
またアナタなりの見積もりを構築して「こうしたらもっと受注率上がった!」などございましたらぜひその時はぜひ共有してくだされば嬉しいです。