今回はよく聞かれたり耳にもする「アドセンス審査に通らない」というご質問に個人的意見を経験を踏まえてお答えいたします。
結論から言うと「最終的には運」です。
ただ、そう言っても「アドセンスに通ってとりあえず少しでも収益が欲しい」という方も多いと思います。
当ナニコレコード運営者はアドセンス審査に数サイト(当サイトも)合格しているので実体験を元に気をつけたほうが良い点をお伝えいたします。
結論からですが以下の点を見直してみましょう!
アドセンス合格チェックリスト
- 記事数よりも記事内容
- 見出しタグを正確に使う
- 記事、サイトが使いやすいか、見やすいか?
- 広告主の立場で記事、サイトを確認
- Google パブリッシャー向けポリシーに違反してないか?
- Googleアドセンスヘルプを一読しサイト設計などを見直す
- 不合格の場合はGoogleの審査メールを読み直そう

闇雲に修正や記事数を増やす前に1つ1つ見直して見ましょう!
記事数よりも記事内容

アドセンス審査合格には10記事以上は必要!などと耳にすることがあります。
当サイトは4記事の時点で審査合格しました。
なのでこの説は「絶対」では無いということが検証済みです。
何より、記事数が多ければ良いのならば適当に著作権が切れた小説引用でも投稿しアドセンス合格するという暴挙が可能になってしまいます。(笑)
まずは記事の内容を1記事1記事と見直してみましょう。
見出しタグを正確に使う

見出しタグとはH2、H3などです。基本的にWordpressなどではエディタ上で選べるようになってます。
初心者でよくあるのですが文字の装飾目的だけで見出しタグを使うことは避けましょう。
駄目な例

文字を大きくしたいからH2を使お!

装飾が目立つからH3タグを使お!
見出しタグの順番を知ろう
見出しタグには規則ルールのようなものがあります。
間違っていても表示に問題はないのですがGoogle的(SEO的にも)には良くないです。
カンタンにまとめてみると以下の通りです。
見出しタグの種類
- H1
〜 記事自体のタイトルです。1記事に1つのみです。(WordPressなら一番上のタイトルがH1になるので記事本文では設定しない) - H2
〜各章の見出しです。 - H3
〜各章の中の小見出しです。必ずH2のあとに使います。 - H4以下
〜H4は必ずH3のあとに使います。同様にH4はH3の後に・・・となります。
代表的な見出しタグの使い方の悪い例といい例をご紹介いたします。
駄目な例

H1
(記事本文)
H3
(記事本文)
H6
(記事本文)
H5
(記事本文)
H2
(記事本文)
H1
(記事本文)

タグの順番がめちゃくちゃです。
このような構成ですとむしろ見出しタグを使用しないほうがいいです。
H2の子供はH3、H3の子供はH4というように親子を揃えていくようなイメージです。
なのでH3の前には必ずH2を基本使用しますが必要に応じてH2-H3-H3・・・となることもあります。
いい例

H1
(記事本文)
H2
(記事本文)
H2
(記事本文)
H3
(記事本文)
H4
(記事本文)
H2
(記事本文)
H3
(記事本文)
H3
(記事本文)

H2(各章)の後にH2(次の各章)はOKです。
その後は下に続きH2,H3、H4と”小見出し”が必要なら続きます。
正確に見出しタグを使うだけでアドセンス審査合格以前に読者にとっても読みやすい記事になってくるので見直してみましょう!
広告主の立場で記事、サイトを見る

もしあなたが社長だったとしたらあなたのサイトに広告を出したいでしょうか?
これは私のサイトが優れていると言いたいわけではないので誤解しないでくださいね。
広告主の立場で記事を見てみて

まぁこのサイトなら広告を出してみていいか
そのくらいの気持ちにさせる文体、記事を意識してみましょう。
乱暴な言葉やアダルト関連などの記事、写真はアドセンスでは厳しいです。
仮に審査合格してもしばらくすると広告が停止することもあるので気をつけましょう。
気軽に記事、サイトを作る


アドセンスに何が何でも受かりたい!
と頑張るのも素晴らしいですがブログにはアフィリエイト広告というものも収入源として活用できます。

何が何でもアドセンス!
と気を揉むなら読者目線で役に立つ記事制作を心がけてみましょう。
アフィリエイトに登録する

ファンも増えるとアドセンスが無くてもアフィリエイト広告での収入も期待できます。
A8.net
、もしもアフィリエイト
、バリューコマース
一応審査もありますがかなり緩いので登録しておいて損は無いですよ!
ただアドセンス申請中はアフィリエイトは外したほうが一般的には良いと言われています。
広告や外部リンクばかりだと「有益性のないコンテンツ」と見られてしまう可能性が高いとみなされる恐れが高いためです。(非公式情報)
Googleアドセンスのポリシーを見直そう

Googleアドセンスは「広告を掲載するのにふさわしいサイト」なのかを判断するために、ポリシーを設定しています。
先程の「広告主の立場で記事、サイトを見る」と同じような意味かもしれません。
Google Adsenseヘルプページには次のような記載があります。
Google 広告コードを使用してコンテンツを収益化する場合、以下のポリシーを遵守する必要があります。本ポリシーに違反すると、コンテンツに基づいた広告の表示がブロックされたり、アカウントが停止または閉鎖されたりする場合があります。
Google パブリッシャー向けポリシー
Googleアドセンスに合格した人向けのポリシーですが、これからアドセンス審査に申し込む方もポ該当するでしょう。
ポリシーは実際に目を通してほしいのですが、要約すると以下のような記載があります。
Googleポリシーの要約
- 違法なコンテンツを配信していないか
- 危険または中傷的なコンテンツではないか
- 暴力的なコンテンツではないか
- 政治的なコンテンツではないか
- 性的なコンテンツではないか
- 不正行為を助長していないか
このようなサイトである場合、Googleアドセンスの審査に合格できません。
まずはGoogle パブリッシャー向けポリシーに違反していないかをチェックしておきましょう。
記事、サイトが使いやすいか?

コンテンツの質が良いだけでは、ユーザーのためになるサイトとはいえません。
どのユーザーにとっても、見やすくわかりやすい、そして答えが見つけやすいサイト設計になっているかも重要です。
Googleアドセンスのヘルプでも以下のような表記があります。
操作が簡単でわかりやすくなっているか
サイトの利便性を高めるには、見つけやすく使いやすいナビゲーション バー(またはメニューバー)を用意することが大事です。ナビゲーション バーを作成する際のポイントは、以下のとおりです。
・項目の並び – すべての項目を適切に並べる
・読みやすさ – テキストを読みやすくする
・機能 – 適切に機能するプルダウン リストを作成する
<中略>
どのようなサイトでも、コンテンツの利用方法がすぐにわかるようなナビゲーション バーを設置することが大切です。
Googleアドセンスヘルプ
サイト設計にもかなり役立つので一読して損は無いです!
超簡単に要約すると
POINT
サイトを見やすくする!
先程お伝えした見出しタグもサイトを見やすくする工夫の一つです。
またリストタグで箇条書きにできる部分は箇条書きにし完結にまとめることもポイントです。

サイトを見やすくって・・・コードとかわからないし・・・
大丈夫です!
次の項目でお伝えするWordPressの無料、有料テーマともに十分な装飾も可能です。
ただし装飾の使いすぎは逆効果です。
時々、黄色の下線だらけや太字だらけの記事を見かけます。
例えばですが1スクロールで一つくらいの太字や装飾文字を目安に収めましょう。
Googleの審査メールを読もう


アドセンス不合格メールが来た・・・
このようにただ「合格、不合格」だけ見て終わりはもったいないです。
メールには大抵はヒントが隠されています。
Googleの審査メールでヒントを見つける
「有用性の低いコンテンツ」と記載がある場合
- 記事数や記事ごとの文字数を増やし、コンテンツを充実させる。
- ユーザーの悩みを解決できているか客観的に見てみる。
- サイトの見やすさ、タグの使い方、装飾を見直す
「ポリシー違反」と記載がある場合
- アダルト、暴力的な記事では無いか?
- 写真なども審査対象になるので注意しよう(未成年者の制服の写真だけでNGなこともあります)
- Googleパブリッシャー向けポリシーに違反がないか一つ一つの記事をチェックする
アドセンス審査合格についてよく聞かれる質問
WordPressテーマは関係ありますか?
関係ないです。
かなりマイナーで更新もされていないテーマは避けましょう。
少なくとも無料でもWordPressの公式テーマだと問題ないです。
日本で有名なのはLightning(ライトニング)でしょう。
個人的にはイチオシです!
また公式テーマではないですが無料ですとCocoon(コクーン)、Luxeritas(ルクセリタス)も使い勝手がいいです。
また人気の無料テーマなので設定方法もGoogle検索で多くの情報があるので安心です。

マイナーなテーマ、海外製テーマは初心者は避けるほうが無難です。
ブログジャンルは関係ありますか?
例えばあなたが健康についてのブログを書いてアドセンス合格を目指すなら正直厳しいです。
いわゆるYMYLジャンルは厳しいです。(不可では無いです)
YMYLとは「Your Money Your Life」の略で、ユーザーの金銭・生命に重大な影響を与える可能性があるトピックのことです。
といっても当ブログも副業について取り上げているのでYMYLに引っ掛かるといえばそうかもしれません。
いづれにせよ情報がお金や健康に直結しそうな話題は避けるほうが無難です。
またアダルトジャンルや暴力的なこともNGです。
また政治的なコンテンツや雑記ブログ(日記)も厳しいです。

YMYLジャンルの場合はSEO的にも個人アカウントは上位表示は厳しいです。
更新頻度は関係ありますか?
仮にあなたのブログ、サイトの最終更新が2年前だとすると厳しいです。
こちらについては未検証ですが、サイトが更新されていないとみなされていい印象がないです。
こちらについては前途のとおり「広告主の目線」で考えてみましょう。
更新が2年前のサイトに広告をだしたいでしょうか?
あなたがとっても有名な人なら別ですが一般的には更新はしっかりとしましょう。
リライト(訂正、加筆)も更新日になるので記事を新規作成しなくても定期的にリライトすることがオススメです。
目安ではよく見られている記事から順番にリライトすることが多いです。
逆に見られていない記事は定期的に削除することもあります。

古いサイトでも定期的にリライトをしサイトを更新しましょう!
写真やサイトデザインは関係ありますか?
関係ないですがアダルトや暴力的な写真は避けましょう。
また同様に「写真が無いと駄目ですか?」と聞かれますが関係ないです。
写真があろうがなかろうが記事にはかわりありません。
さらにサイトのデザインも関係ないです。
厳密に言えばあると思うのですが前途の通りWordPressの基本的なテーマを使用していれば問題ないです。

もちろん見やすいように記事の装飾は考えていきましょう!
有料WordPressテーマのMERIL 制作のスーパーブロガーウェブ職TV / なかじさんもおっしゃってますが「そもそもトップページの見た目はトップページからの流入は少ない。指名検索が多くなれば見直す。」
というようなことをVoicyでおっしゃってました。
(参考:ちゃんと記事を書いてる? なかじのウェブ職ラジオ on Voicy)
おすすめテーマありますか?
正直いってないです。(笑)
というよりはどれも素晴らしいです。
敢えていうのでしたらアップデートがしっかりとされているテーマを選びましょう。
無料おすすめテーマ
これらが無料テーマではオススメです。
有名なテーマだと情報も多いので設定などで困ったら検索も容易です。
情報量の多さはありがたいです!
有料おすすめテーマ
- Lightning(無料) +Lightning G3 Pro Pack(アップデート期間1年)
- Katawara (当サイト使用テーマ)
- MERIL
- JIN
- Snow monkey
どのテーマも人気ですので情報量も多いです。
またLightning、Katawaraは無料でフォーラムも開放しているので質問やバグ(不具合)報告もできます。
最初から有料テーマにしよう


無料テーマだからアドセンスに受からないのでは・・・?
はっきり言って関係ないですが何度も何度も審査に落ちるとついつい他責してしまいたくなる気持ちもわかります。
そのような気持ちが湧きそうな恐れがある方は最初から「有料テーマ」で制作することを強くおすすめします。
記事が多くなればなるほどテーマ変更は大変です。
全く装飾もしてなければいいのですが・・・
例えば当サイトでも出る「吹き出し」。
テーマによって使用しているコードも違うのでテーマを変更したら装飾部分は大抵は崩れます。
数記事だけなら修正もしんどくないでしょうが数十記事となるとかなりの労力です。
当ブログも当初はCocoonでしたが3記事目でテーマ変更しました。
正直3記事でもテーマ移行はしんどかったです。
何せ生産性がないので同じ時間で記事を執筆したほうがいいという思考すらめぐります。
幸いにもKatawaraはかなり楽に設定もできるので比較的早くテーマ移行も終わりました。
しかも買い切りなので一度買えば費用はかかりません。
自分の運営するサイトだと他のサイトでも使えるというのでかなりコスパがいいです。(GNU General Public License version 2
※一つのテーマの購入で複数のサイトに利用可能)
更に本来Lightning G3 Pro Pack(アップデート期間1年)で有料のVK Blocks Proが付属してきます。
こちらもKatawara購入者はアップデート無料で出来ます。
¥11,000 税込と有料テーマにしてはお安く一年で月換算すると約¥917です。
ラーメン一杯分で綺麗なサイトが作れるなら安いです。
神コスパなテーマだと思います。
このような理由から早めにテーマ移行は済ませてしましましょう。
最終チェック

アドセンス広告審査は何度でも再申請が可能です。
不合格でそのまま数日後申請したら合格したという方もいます。
そのサイトは全く何も変更してないということなので最終的には運でしょうか・・・・
なので絶対こうすれば合格というのは現状では無いですが今回の記事を参考に改めて見直してみてくださいね!
アドセンス合格チェックリスト
- 記事数よりも記事内容
- 見出しタグを正確に使う
- 記事、サイトが使いやすいか、見やすいか?
- 広告主の立場で記事、サイトを確認
- Google パブリッシャー向けポリシーに違反してないか?
- Googleアドセンスヘルプを一読しサイト設計などを見直す
- 不合格の場合はGoogleの審査メールを読み直そう
今回の記事が少しでもお役に立てば幸いです。